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ぶどうの木 〜里親と子供たちの愛の物語〜

東京都内に住む家族、片桐響子(松下由樹)と直之(仲村トオル)、17歳の息子・陽介(山下智久)、中学生の娘・(末永遥)。
一見、ごく普通の家族に見えるのだが、陽介の名字は新藤、幸の名字は永井である。
しかも陽介は現在は片桐家では生活しておらず、養護施設暮らしである。

14年前。
子供に恵まれないと知った片桐夫妻は、その事実にショックを受けながらも、里親制度というものを知った。
そして悩んだ挙句、里親として名乗りを挙げ、ついに一人の男の子を家に迎えることに。
陽介=4歳。
未婚で彼を産んだ母親が病弱だったため、2歳で養護施設に預けられ、父親が誰かも分からない、母親の顔も知らないといった子供である。

親としての経験の無い片桐夫妻は一生懸命に育てようと努力をするが、施設で育った不安が根底から抜けない陽介は、なかなか家庭にも環境にも馴染むことが出来ない。
だが響子直之が精一杯愛を注ぐことによって、徐々に陽介は打ち解けていく。

そして3年後、二人目の子供、を妹として迎えることに。
=5歳。(陽介は7歳)
は、生まれてすぐに母親に死なれ、たった一人の家族である父親に虐待を受けながら育った子供である。
よって最初は大人の男である直之を怖がり、なかなか懐かないのだった。
だが、直之響子の深い愛情が通じていき、4人家族の絆が深まっていく。

その一方、陽介が小学校に入学してから、社会の無理解と差別という壁にぶち当たり、夫婦も陽介自身も苦しんでいく。
そんな中、夫妻は陽介に絵本を読んで聞かせる。
「わたしはまことのぶどうの木、あなたがたはその枝である」
この意味を父・直之は、
「このぶどうの木の先の枝に繋がっている枝は、いつまでも一緒なんだよ。
この枝は陽介、この枝は幸、これがお母さんで、これがお父さん」と説明し、「いつまでも一緒だよ」という約束を交わすのだった。
だが、陽介の精神状態は安定することなく、ますます夫婦は戸惑いを覚えていき……。

物語は、陽介が17歳・が15歳の現在の問題が進行しつつ、現在に至るまでの過去も描かれていく。
思春期を迎えた陽介との葛藤を、片桐夫妻は乗り越えることが出来るのか?
里親と里子という難しい関係にとっての、幸せのゴールは一体何なのか?

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原作

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